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2018年09月05日

神宮惨劇 再び 9回6失点

このブログに、
このようなネガティブな話題を
掲載することは本意ではないのですが…

今季を象徴する試合内容であり
首脳人事においても
大きなポイントとなる気配を感じるので、

記録を残しておく意図を込めて
あえて投稿しておこうと思います。

神宮惨劇 再び  9回6失点


神宮惨劇 再び

9回6失点

(2018.9.5紙面 中日スポーツ)

 鬼門で悪夢がよみがえった。中日は4日、苦手の神宮球場でヤクルトを6点リードして9回裏を迎えた。楽勝の展開で1軍復帰した田島慎二投手(28)を送り出したのが惨劇の始まり。救援陣が火だるまの6失点。追い付かれ、延長11回には又吉がヤクルト・上田にサヨナラ3ランを浴びた。昨季10点差を逆転された神宮でまた悪夢を見た。

逃げ切れない…

 逃げ惑う竜の姿が夏の終わりの寂しさを映し出した。「安全圏」のない神宮とはいえ…。9回を任せた田島が崩れ、ドタバタとブルペンから送り込まれた祖父江、岩瀬、福谷も討ち死に。6点のリードを追いつかれ、延長11回に又吉が3ラン被弾。衝撃的なサヨナラ負けを喫した。

 「何も言うことはありません。もうちょっとね…」。そう言うと、森監督は長い沈黙とともに歩き続けた。昨季も10点差逆転負けの屈辱を味わった。そして、この日は6点差のラストイニング。さすがに逃げ切らないといけなかった。

 最大の誤算は田島だ。開幕から不調が続いた守護神は7月17日から約1カ月半の2軍再調整。この日に再昇格を果たし、本来の持ち場である勝ちゲームの9回を締める役を託された。

 しかし、1発を含む3安打を浴びると、ベンチは継投を選択。3点差に迫られ、慌ただしく登板した祖父江が山田哲に二塁打を許した。打者1人で岩瀬にスイッチ。通算1000試合登板にあと5となった左腕は宮本を三振に切り、あと1人にこぎつけた。

 ただ、落ち着きを失った竜の逃げ切りを許してくれるほど、鬼門は甘くない。続く雄平の2点適時打で1点差。このイニング4人目の福谷は同点打を許した。ロドリゲスで何とか延長に持ち込んでも、激流をせき止めることは難しかった。田島とともに昇格した又吉がサヨナラ被弾。「(登録されて)1発目の登板。結果を残さないといけない」と肩を落とした。

松坂神話も崩壊

 鬼門の魔力は、神話さえも崩壊させる。松坂が登板した次の試合は9戦9勝。“神風”の力も借り、この日も快勝ムードが漂っていた。それなのに…。神宮では8連敗。しかも、サヨナラ負けは4度目となった。

 注ぎ込んだ救援陣は総崩れに近い状態。「(田島は)下で10試合無失点でも、問題はこっちに来てからだ」。指揮官の表情には厳しさばかりが浮かび上がる。試合後には朝倉投手コーチがヤジに反応。観客と口論になった。引き分けを挟む4連敗で今季最多を更新する借金15。試合後の神宮には、秋の風が吹いていた。



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Posted by ドラドラしゃっちー at 18:44│Comments(0)ドラゴンズ
 
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