2019年05月11日
2019 ドラ戦績《序盤》

今年は改元に伴う10連休に応じて
異例と言える12連戦が組まれましたが、
残念ながらドラゴンズは
その12試合を4勝8敗で終えてしまい、
借金生活に突入してしまいました。
なんとか この正念場を乗り切り
再び上昇気流に乗って欲しいという
切実なる思いを込めて…
今回は、開幕から12連戦終了までの
戦績を振り返ってみたいと思います。




ここまでの成績は、
34試合15勝19敗 .441 借金4 5位
対読売=2勝3敗
(ナゴヤD 1勝1敗・東京D 1勝2敗)
対ヤクルト=4勝5敗
(ナゴヤD 3勝3敗・神宮 1勝2敗)
対阪神=3勝3敗
(ナゴヤD 1勝2敗・甲子園 2勝1敗)
対広島=3勝6敗
(ナゴヤD 3勝3敗・マツダ 0勝3敗)
対DeNA=3勝2敗
(ナゴヤD 2勝0敗・横浜 1勝2敗)
優勝争いに残る為に必要な
シーズン前半の戦い方の目安として、
①ホーム3連戦では最低2勝1敗
②ビジター3連戦では最低1勝2敗
③2連戦では最低1勝1敗
という基準があると考えますが、
開幕から7カードを戦った4月21日までは
この基準を全てクリアしており
この時点では貯金3の好成績でした。
しかし、4月23日から
マツダスタジアムで3連敗を喫したあと
12連戦中のナゴヤ3カードを
全て1勝2敗と負け越してしまい借金生活に。
今後のドラゴンズ逆襲にとって
『ナゴヤドームでのカード勝ち越し』と
『ビジターでの3連敗を避けること』は
最低条件である事は間違いありません。

開幕から34試合の先発投手は…
大野雄=6試合3勝1敗
柳=6試合2勝1敗
ロメロ=5試合2勝1敗
山井=5試合2勝1敗
笠原=4試合2勝0敗
吉見=3試合0勝1敗
阿知羅=2試合1勝1敗
佐藤=1試合0勝0敗
福谷=1試合0勝0敗
又吉=1試合0勝1敗
開幕戦を任された笠原投手の
体調不良による長期離脱は
相当な痛手ですが、
阿知羅投手など
新たな先発投手の活躍に期待です。
しかし、この記事を記している途中、
先日 初先発での好投を見せてくれた
福谷投手が、椎間板ヘルニアのため
登録抹消という残念なニュースが入ってきました。
現有戦力の更なる大活躍と
多くの新星台頭を心より望みます。

リリーフ陣は…
ロドリゲス=17試合0勝1敗13H
鈴木博=15試合0勝1敗1H10S
谷元=14試合0勝1敗7H
田島=14試合0勝1敗3H
マルティネス=11試合0勝1敗6H
祖父江=11試合1勝2敗1H
又吉=9試合1勝1敗3H
小熊=8試合0勝2敗
佐藤=6試合1勝0敗
福=3試合0勝0敗
岡田=2試合0勝0敗
今年は今のところ
勝ちパターン投手を確立できているところが
昨年までと違う強みだと感じられます。
あとは新クローザーの鈴木博投手が
安定感を増すことができるかどうかが
今後のポイントとなりそうです。

主な打撃陣の成績は…
ビシエド= .310 6本 22打点
阿部= .329 2本 17打点
平田= .325 4本 15打点 1盗塁
福田= .224 4本 12打点
京田= .295 2本 11打点 7盗塁
高橋= .283 1本 11打点 1盗塁
大島= .310 8打点 11盗塁
堂上= .216 2本 8打点
比較的レギュラー陣の打率は高いのですが、
得点圏打率3割以上は
平田=.417 阿部=.393の2人のみ。
福田=.294 大島=.290 ビシエド=.200
高橋=.188 京田=.185 堂上=.182
得点圏打率の向上が
打撃陣の重要課題と考えられます。

これまでのスタメン捕手は…
加藤=23試合(11勝12敗)
大野奨=5試合(2勝3敗)
松井雅=5試合(2勝3敗)
木下=1試合(0勝1敗)
今後、加藤匠馬捕手が
谷繁選手以来の正捕手として
チームを支えていく器に
成長できるかどうか注目です。
この期間中の
衝撃的な負けゲームを挙げるとすれば…
5/2 左飛が天井に当たった後の惨劇

5/6 9回裏二死からの逆転負け

印象に残る勝ちゲームは…
3/30 与田監督初勝利

4/2 本拠地開幕戦

4/27 笠原先発緊急回避試合

5/7 大野雄 2年ぶりの完封劇

こんなところでしょうか。
先発投手陣を中心に
故障者や不調抹消選手が続出し
大変苦しい状況に陥っていますが、
この試練を乗り越えて
ぜひ秋には優勝争いに
踏み留まっていただきたいと
心より望み祈るばかりです。
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