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2020年07月18日
『男はつらいよ』第3作・森崎東監督 逝去
森崎東監督死去に山田洋次監督
「森崎喜劇という
誰にもマネのできないジャンルを確立した」
誰にもマネのできないジャンルを確立した」
《7/18(土) 8:00配信 スポーツ報知》

「時代屋の女房」などで知られる映画監督の森崎東(もりさき・あずま)さんが16日午後10時15分、脳梗塞のため神奈川県茅ケ崎市の病院で死去した。92歳だった。長崎県出身。葬儀・告別式は近親者で執り行う。喪主は妻・芙美子(ふみこ)さんが務める。
松竹大船撮影所で山田洋次監督らの助監督、「男はつらいよ」シリーズ第1作の共同脚本などを経て69年の「喜劇 女は度胸」で監督デビュー。フリー転身後、夏目雅子さん(享年27)が主演した「時代屋の女房」や倍賞美津子(73)、原田芳雄さん(享年71)が出演した「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」など、たくましく生きる庶民を笑いと涙を交えて描き、人情喜劇の名手として知られた。
96年には三國連太郎さん(享年90)、佐藤浩市(59)の初の親子共演作「美味しんぼ」が話題に。ベルリン国際映画祭フォーラム部門にも出品された「ニワトリはハダシだ」は「生きてるうちが―」のコンビ、原田さんと倍賞を再起用したことで話題を集め、原田さんが報知映画賞の助演男優賞に輝いている。
85歳で監督した「ペコロスの母に会いに行く」はキネマ旬報ベストテンで日本映画1位に選出された。根っからの映画好きで本紙のインタビューで「私には映画以外に趣味は全くないのです」と話していた。
山田洋次監督
「頭脳明晰(めいせき)、学識豊かな知識人で思いやりにあふれた豪快な九州男児だった。魅力的な人柄は作品に鮮やかに反映されていて、森崎喜劇という誰にもマネのできないジャンルを確立した。大勢の森崎ファンとともに彼の死を悲しみます」
岩松了(遺作「ペコロスの母に会いに行く」主演)
「ショックです。『ペコロス―』のあとにもう一本撮りたいとおっしゃってたのに残念です。同じ長崎県出身ということを話した時の穏やかな笑顔が忘れられません。遺作に主演させていただいたのが今は誇りです」
◆森崎 東(もりさき・あずま)
1927年11月19日、長崎・島原市生まれ。京大法学部卒。56年松竹京都撮影所に助監督で入社。68年大船撮影所の脚本部に移籍。69年「喜劇・女は度胸」で監督デビューした。
(参照)
2018.11.16付 当ブログ記事
『男はつらいよ』第3作 キャスト&年齢
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Posted by ドラドラしゃっちー at 17:00│Comments(0)
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