2021年02月24日
殺人犯と被害者の救いについて
《福音 みことば》

Q. 殺人犯と被害者の救いについて、
どう考えたらいいでしょうか。
聖書には、
すべての人には
罪があるので地獄で滅ぼされるが、
福音を信じればどんな人でも
必ず救われると書かれています。
その論理で行くと、
今回のご質問のような
極端なケースでは、
あまりにも不公平じゃないですか、
というわけですね。
たしかに人間の目で見ると、
例えば殺人者と万引き小僧の罪には
大きな差があるように思えます。
しかし罪というものの深刻さ、
永遠の命の大きさ、
神の赦しの力の大きさ、
全体的にスケールをずっと大きくして、
今回の解説を聞いてみて下さい。
スピーカー:中川健一牧師
→→→聖書入門.com【3分でわかる聖書】
↓ YouTube より↓
殺人犯と被害者の救いについて、
どう考えたらいいでしょうか。
【3分でわかる聖書】
Q. たとえば、殺人犯が
福音を信じて救われたとします。
しかし、クリスチャンではない
被害者は地獄に堕ちます。
これをどう考えたらいいでしょうか。
私には不公平としか思えません。
A.:お気持ちは分かります。
しかし、ここには
論理のすりかえがあります。
問題を整理しながら、
いつものように3つ申し上げます。
1 .罪を犯した者は、
深刻な結果に直面させられます。
(1)殺人犯の場合は、法的に裁かれます。
(2)道徳的な罪の場合は、
人間関係が破壊されます。
(3)人は、種を蒔けば
その刈り取りをすることになります。
2 .神は、いかなる罪でも
赦すことができます。
(1)小さな罪だけなく、
どんな大きな罪でも赦されます。
(2)キリストの十字架が
それを可能にしました。
(3)人はキリストを
救い主として信じた瞬間、
過去、現在、未来の
すべての罪が赦されます。
(4)殺人犯でも、
信じるならその罪が赦されます。
(5)でなければ、私の罪が
赦されているかどうか
確証がないことになります。
3 .殺された人は、殺されたから
地獄に堕ちるのではありません。
(1)大変不幸なことですが、
その人の人生はそこで終わりました。
(2)その人は神の前で裁きを受けます。
(3)裁きの基準は、地上生涯の間、
神からの語りかけに
どのように応答したかです。
(4)裁きの程度は、その人が
知り得た情報量によって決まります。
(5)もしその人が、イエス・キリストを
信じる可能性のある人なら、
神は死ぬ前にその人を
救いに導くことがおできになります。
《参考になる聖句》
「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです」(ローマ6:23)
キリストの死は、
いかなる罪をも赦す力があります。
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