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2022年05月11日

立浪監督は非情なのか?

中日・立浪監督は非情なのか
京田陽太の試合中二軍降格に
「今までが甘すぎた」の声
《5/11(水) 7:15配信 NEWSポストセブン》

立浪監督は非情なのか?
(時事通信フォト)

 中日・立浪和義監督は非情なのか──。遊撃のレギュラーだった京田陽太がファームに降格した一件が話題となった。

 京田は打率1割台と低迷していた。持ち味の守備でもミスが目立ち、4月下旬以降はスタメンを外れることも。奮起が期待されたが、パフォーマンスは上向かない。指揮官の逆鱗に触れたのは5月4日のDeNA戦だった。0-0の4回に京田が先頭打者・大和の打球をファンブルして内野安打に。この拙守の直後に、岡田俊哉が嶺井博希に先制2ランを被弾。

 5回に打席が回ってきた京田は途中交代させられ、試合中に二軍降格を命じられるや、試合終了を待たずして名古屋に強制送還されたことが報じられた。立浪監督は「戦う顔をしていなかったので帰らせました」と切り捨てた。

 スポーツ紙デスクは、立浪監督の決断に理解を示す。

「たしかに京田は喜怒哀楽を前面に出してプレーするタイプではない。そのため、結果が出ないと淡白に見えてしまうが、問題はそこだけではないと思う。中日は長年低迷しているが、内野のレギュラーは京田、高橋周平、ビシエドと固まっていた。彼らは結果が出なくても脅かす存在がいないからスタメンで起用されてきた。そうなると、どうしても危機感が芽生えにくくなる。

 与田剛前監督は選手に寄り添う姿勢だったが、それがマイナスに働いてしまう部分も正直あったと思う。昨年は負けているのに試合中に選手に笑顔が見られた。以前の中日だったら考えられないことです。星野仙一、落合博満と名監督の下でプレーしてきた立浪監督は勝つための哲学を叩きこまれている。昨年までが甘すぎたのであって、本当の改革はこれからだと思います」

 ファームに降格した京田は守備位置が二塁に。外野から遊撃に再コンバートされた根尾昂を遊撃で起用することが優先された。そして、立場が危うくなっているのが、京田だけではない。石川昂弥を三塁で育てる球団方針のため、高橋周平も今季は二塁にコンバート。左足首のねんざで出遅れて4月29日に一軍登録されたが、ベンチスタートの日がありスタメンは保証されていない。4番のビシエドも好機でブレーキになる場面が目立ち、例外ではないとスポーツ紙記者は語る。

「立浪監督はビシエドに打撃フォーム改善を取り組ませたが、すぐに元の形に戻ってしまったことを嘆いていました。本人は今までこの形で打ち続けていたので変えることが不安なのかもしれない。2018年に首位打者を獲得しましたが、昨季までの2年間は打率が2割7分前後と数字が落ちている。その理由はミートポイントです。前で打つことにこだわりすぎ、間が取れないため内角の直球に差し込まれ、ボール球になる変化球に空を切る。ビシエドは33歳とベテランの域に入り、スイングスピードが落ちている。間の取り方を変えてボールを手元に呼び込む打ち方にしないと確実性が上がらない。このまま打撃不振が続くようだと、スタメンから外される可能性も十分考えられます」

 京田に限らず、ビシエド、高橋も結果を出さなければ外される。驚きは大きいが、この状況は健全と言えるだろう。熾烈なレギュラー争いがチーム内の競争を生む。中日ベンチには昨季までなかった緊張感と熱気が漂う。強竜復活へ、立浪監督は本気でチームを変えようとしている。






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Posted by ドラドラしゃっちー at 17:00│Comments(0)ドラゴンズ
 
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