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2023年10月13日
2023【検証 屈辱竜】~上・解決策考察~
【検証!!屈辱竜】
中日の得点力不足…
ヒントは2011年の落合竜にあり
四球増へ当時を知る
侍ジャパン井端弘和監督が振り返る
侍ジャパン井端弘和監督が振り返る
《2023.10.5 9:31 中日スポーツ》

ファウルで粘る井端
=2002年5月18日、甲子園球場で
=2002年5月18日、甲子園球場で
◇検証!!屈辱竜~上・解決策考察~
中日は立浪政権となって2年が終えた。昨年に続いて、今年も6位でシーズンを終了することが決定。球団史上初の2年連続最下位となった。チームの成績は低迷を脱出するどころか悪化しているのが現状。立浪和義監督(54)が就任3年目の来年も指揮を執ることが発表された中、今年の不振は何が原因で、何が必要だったのか。「検証!! 屈辱竜」と題する連載で、得点力不足に関して解決策を考察した。
◇ ◇ ◇
チーム打率が今年より低くても、今年以上に得点した年が過去の中日にはある。落合博満監督のもと、中日が最後にリーグ優勝を飾った2011年だ。チーム打率は今年より6厘低い2割2分8厘だったが、今年より29点多い419点。リーグ優勝の原動力はチーム防御率2・46という強力投手陣だったが、打てなくても点が取れることを証明していた。
「当時はボールが変わって打者はみんな苦しんでいた。他の球団も打てていなかったと思う。その中で『まず1点』という意識で戦っていた」
こう振り返るのは当時の主力選手で、侍ジャパンの監督に就任した井端弘和さんだ。11年は「飛ばないボール」とされた統一球元年。チームの首位打者が荒木雅博の2割6分3厘(リーグ15位)という厳しい状況だったが、今年と比較すると明らかな違いがあった。四球数と犠打数である。
11年の四球数は100以上多く、犠打数はほぼ倍。数字から見えるのは「打てないなら手堅く」という戦法。11年のチーム打率はリーグ最下位だったが、四球数は2位、犠打数は3位だった。
今年の阪神が飛躍的に四球数を増やして優勝したように、四球が得点につながりやすいということは言うまでもない。ただ、簡単に四球を増やせるものでもない。現役通算702四球を誇る井端さんは四球増に向けた方法をこう語る。
「最初から四球を狙う人なんていない。ただ、例えば1死一、二塁で3ボール1ストライクになったとする。打者有利のカウントから打ってヒーローになればいいけど、併殺打になる可能性もある。逆に四球を選べば確実に相手は追い詰められる。相手が嫌がることを考えたとき、ファウルで粘って四球を取ろうと。2軍にいるときはファウルを打つ練習もずっとしていた」。来年に向けてやるべきことは多い。
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Posted by ドラドラしゃっちー at 07:07│Comments(0)
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