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2024年01月06日
立浪監督 新春インタビュー《後編》
中日・立浪監督 2024年必勝への決意
「選手をおだてても強くならないと思う」
【インタビュー後編】
《1/3(水) 5:21配信 東スポWEB》

今季への思いを色紙にしたためた中日・立浪監督
中日・立浪和義監督(54)が2024年の逆襲に向けて静かに闘志を燃やしている。新春インタビュー後編では投手陣について、さらには今季の目標について激白。3年契約の3年目を迎える竜の指揮官は「今年は自分がうまく機能させないといけない年」と決意を語った。
【中日・立浪和義監督 新春インタビュー(2)】
――先発陣の起用について
立浪監督 大野や涌井とベテランの投手もいますけど、若くて勢いのいい投手が出てこないと。もちろんベテランが頑張って若手が引っ張られるっていうこともあるかもしれないが、今の中日は若い選手がベテランに負けないぐらいの軸になってもらう。高橋宏や小笠原や(ドラフト1位の)草加だったり。若い投手で1年間軸になってくれる投手が出てきてほしいなというのはあります。
――規定投球回に達した高橋宏がさらに勝つためには
立浪監督 コントロールじゃないですか。球のスピードがあって、フォークボールがずば抜けていいので、三振も当然多くなるんですけど、そこに行くまで球数を要してしまう。いつでもストライクが取れる変化球の精度を上げれば、もう少しピッチングも楽になると思います。6回で100球くらいのペースがほとんどだったので、今年は。その辺は本人が1番課題を持って秋からやってると思います。
――先発は、7、8回までを投げてもらいたい
立浪監督 そうですね。中継ぎがいるといえども、ローテの中に3人ぐらいはある程度余裕がある時は、7、8回まで行ってくれる投手が出てこないと。中継ぎはどこの球団もそうですが、7回から6回ぐらいの時代になってきている。少し疲れが見えかけた6回くらいから続投させるよりも、後ろのいい投手につなぐようになりがちですけど、全員がそれでは困る。先発投手の責任イニングは7回を目標にしてもらいたいと思います
――ルーキーの松山も頑張った
立浪監督 頑張ったどころか、育成からですからね。完全にチームの戦力になってくれた。中日投手陣の中では打者に向かっていく少ないタイプの選手。見ていて気持ちいい。今年も期待している。非常に面白い存在だと思っています。
――中継ぎでは勝ちパターンを任せられる投手がそろっているので、起用パターンが増える
立浪監督 その辺は、ピッチングコーチと話しながら。藤嶋、勝野、清水、松山だったりフィリスもいる。あとは岩崎も。勝ちパターンも休ませながら、うまく使えればいいなと、ちらっと秋には(話を)した。シーズンに入ってみると、なかなか全員がそんなうまくいくとも限らない。それぐらい余裕があればいいが、そういう(リリーフ)投手は当然、不調とか故障もある。1シーズンをうまく乗り切りたいなと思ってます。
――投手3年目の根尾は
立浪監督 来季はローテーションの競争に加わって、当然、結果を出して入ってきてもらいたい1人ではある。競争相手は多い。でも、少しずつ段階的に良くなってきてると思う。本人の焦る気持ちもあるでしょうが、今やらないといけないこともたくさんある。昨年の最後にいいものは見せてもらった。その自信は大切にしてもらいたい。
――梅津も復活した
立浪監督 あれだけの体もありますし、球も速い。打者を抑え込むような迫力のある投手だと思う。ここまでケガは多かったが、秋に練習する姿勢とかも含めて期待したい選手ではあります。
――最下位にも関わらず、去年は観客動員が200万人を超えた
立浪監督 皆さんは勝つこと優勝することを期待してくれてると思いますし、若い選手への期待もあると思う。やっぱり勝ちにも飢えていると思う。いろんな意味で変わっていかないと。チームは簡単に変わるもんではないと思う。プロ野球選手は我々も含めてやる以上は、ファンの人に喜んでもらう、喜ばせられるようなプレーをする、勝ちにつなげることが一番だと思います。そこに対しての努力は当然するわけですが、もっともっと頑張って、ファンの皆さんの期待に応えられるように、もう1回、気持ちを今年新たに入れ替えてスタートしたいなと思っています。
――運用面や試合の戦い方で監督の中で変えたいのは
立浪監督 負けるといろんなことを言われるんですけど、我々の時代と今の選手は育ってきた環境が違う。それは自分が監督に就任した時からわかってます。ただ、ここまでずっと低迷してるチームなので、甘い事ばかり言って選手をおだてても強くならないと思う。自分の方針はしっかりと貫いていきたい。何を変えるというよりも、その変化、変化に対しては、ここはもうちょっとこうやってしないといけないなという反省はする。負けたから、みんなに言われたから変えることは自分は考えていない。メンバーを変えてきて、本当にチーム変えないといけないなと思ってやってきた。結果は伴わないといけないのは当然だと思っている。負けると言われるのは当然なんでしょうがないと思ってる。それも含めて、結果を出さないと、というのは考えてはいます。
――2024年は辰年
立浪監督 2年こうやって負けてようやく戦力も少し整ってきて、今年は自分がうまく機能させないといけない年だと思う。この2年間に関しては選手をどんどん入れ替えて、正直、まだまだ2軍レベルの選手も使っていた。今年はだいぶチームも変わってきたと思います。しっかり采配も含めて機能させていけるようにやっていきたい。目標は優勝を目指してないチームはないと思う。最下位から優勝したチームもたくさんある。もちろん優勝は目指してチーム一丸となって戦っていけるようにしていきたいと思っています。
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Posted by ドラドラしゃっちー at 19:00│Comments(0)
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