2024年05月15日
石川昂 決勝タイムリー!
中日・石川昂弥
三河の地に歓喜呼ぶV打
「気持ちで持っていきました」
今年も阪神・村上を攻略
《5/15(水) 5:45配信 中日スポーツ》

勝ち越しの2点打を放ち一塁へ走る石川昂
◇14日 中日4―2阪神
(豊橋市民球場)
中日が14日の阪神戦(豊橋)で鮮やかな逆転勝ちを収めた。1点ビハインドの8回、オルランド・カリステ内野手(32)の同点打に続き、6番の石川昂弥内野手(22)が右前に勝ち越しの2点適時打を放った。一気呵成(かせい)の猛攻で劣勢をひっくり返し、4―2で勝って2連勝。三河の地で竜が勢いづいた。
1年前と同じ場所、同じ相手から今年もバットで豊橋のファンを魅了した。8回。カリステの適時打で2―2の同点に追い付き、さらに好機を広げて1死満塁。2球目の低めのフォークに食らいつくと、打球は内野手の頭を越えて外野グラウンドへ。決勝の2点適時打となり、打った石川昂は塁上で堂上コーチと笑顔でハイタッチした。
「感触はよくなかったですけど気持ちで持っていきました。ああいう場面で打てたことをうれしく思います。内野も前進守備だったので強振することなく振ろうと思っていました」
11日の広島戦(マツダ)での2点適時二塁打に続く、2試合連続での殊勲打。4回には左前打を放ち、今季3度目のマルチ安打もマークした。「結果が出ているので打撃の状態は悪くないと思います」。4回の守備では2死一、三塁で坂本の三塁線への当たりをダイビングキャッチ。すぐに起き上がり三ゴロに仕留め、先発・高橋宏を守備で助けた。
昨年5月16日には同じ豊橋市民球場の阪神戦で3ラン。相手投手は同じ村上だった。リーグを代表する好投手から2年連続で結果を残した。「豊橋でというのは関係ないですけど、去年はチームが勝てなかった。今年は勝つ一打を打ててよかったです」と表情を和らげた。
今季初めてスタメン出場した5月1日のDeNA戦(バンテリン)では「5番」でスタメン出場。「4番・中田」のあとを打ち、プロ通算306本塁打の強打者の打席を間近で見た。「打席の結果がどうであれ一喜一憂されないんです。(発する)言葉もそうですけど、雰囲気も変わらない」。泰然自若―。結果が出なくても気持ちは引きずらない。大きな背中から”4番の流儀”を感じ取っていた。
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5/14 中日×阪神 ハイライト
(2024.5.14 公開)
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