2024年08月01日
松木平投手 プロ初勝利!
【中日】2戦連続の完封勝利で4カードぶり勝ち越し
育成出身・松木平が6回零封でプロ初勝利
高橋周がV打 マルティネス3年連続30S
《7/31(水) 20:48配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN》

中日・松木平優太投手
■プロ野球 中日 1-0 ヤクルト
(31日 バンテリンドーム)
5位・中日は最下位・ヤクルトとの直接対決に2試合連続19度目の完封勝利で2連勝。ヤクルトとのゲーム差を1.5に広げた。また4カードぶりの勝ち越しで、40勝49敗6分の借金9とした。
試合は先発の松木平が3回まで毎回走者を背負う苦しい投球も、得点は与えず。すると打線は3回に高橋周の適時打で1点を先制。松木平は勝利投手の権利がかかった5回に1死二、三塁のピンチを無失点で切り抜けると6回無失点で降板。7回は清水、8回は松山、9回は守護神・マルティネスが無失点リレーでつなぎ逃げ切った。
先発の松木平は6回81球4安打4奪三振3四死球無失点でプロ初勝利を挙げた。また9回に登板したマルティネスは3年連続となる30セーブ目をマークした。
スタメンは1番ショート・村松、2番ファースト・福永、3番サード・高橋周、4番ライト・細川、5番レフト・ディカーソン、6番セカンド・板山、7番キャッチャー・加藤匠、8番センター・岡林、9番ピッチャー・松木平のオーダーを組んだ。
先発の松木平優太は7月8日に支配下枠70人目で支配下登録され、プロ2度目の登板。前回のプロ初登板となった7月10日・DeNA戦(横浜スタジアム)は7回を100球、8安打、1四球、5奪三振の3失点(自責3)で負け投手。
立ち上がりは1死から、2番・赤羽に死球を与えるも、後続を併殺打に抑え3人で切り抜ける。
打線はヤクルト先発・サイスニードに対し、村松、福永が連打で出塁。高橋周が犠打を決め1死二、三塁、さらに細川は四球で満塁。しかしディカーソンが空振り三振、板山のボテボテの投ゴロは間一髪アウトで無得点。
2回の松木平は先頭の村上に四球、オスナに左前安打、武岡に犠打で1死二、三塁のピンチ。続く松本直は空振り三振、岩田は敬遠で満塁とし、サイスニードを中飛に抑え無失点で切り抜ける。さらに3回には長岡に左前安打を浴び、無死一塁も、途中出場の西川を二ゴロ併殺打に抑える。
すると打線は3回に、1番・村松がライトへ二塁打、福永が進塁打で1死三塁。ここで高橋周が前進守備の一二塁間を破るライトへ先制適時打を放ち1-0。
援護をもらった直後の松木平は4回に村上から空振り三振を奪うなどこの試合初めて三者凡退に抑える。5回には7番・松本直、8番・岩田の連打で無死一、二塁。サイスニードには犠打を決められ二、三塁になるも、長岡、西川を打ち取りこのピンチを切り抜け、プロ初勝利の権利を得る。
5回の攻撃では村松が四球、福永が左前安打で無死一、二塁とするも、高橋周が併殺打に倒れ追加点ならず。それでも、6回の松木平は3番からの相手打線を簡単に三者凡退に抑え降板。6回81球4安打4奪三振3四死球無失点の投球内容だった。
7回からは2番手・清水が2死二塁と得点圏に走者を背負い、代打・川端と対するも投ゴロに抑える。
8回は3番手・松山が無失点に抑えると、9回は守護神・マルティネスが反撃許さず逃げ切った。
◆松木平 優太(まつきひら・ゆうた)
2002年2月22日生まれ
三重出身 175センチ 77キロ 右投げ左打ち
2003年2月24日生まれの21歳。大阪・精華高時代には2年秋から投手に転向すると、最速145キロを計測するまでに急成長。3年夏の独自大会は2回戦敗退も、2020年育成ドラフト3位で中日に入団。同期には髙橋宏斗(21)、龍空(21)らがおり、4年目の今季はウエスタンリーグで14試合に登板し、リーグトップの9勝(3敗)、防御率1.84を記録。7月8日に70人枠最後の1人として支配下登録された。背番号は「69」、身長178cm体重78㎏、右投右打。
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「本当に感謝しかない」
育成出身4年目・松木平優太。
待望のプロ初勝利!!
【7月31日 公式戦 中日vsヤクルト】
(2024.7.31 公開)
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