2024年10月07日
立浪監督 退任あいさつ
中日・立浪和義監督
「必ず強いドラゴンズになると信じている」
「必ず強いドラゴンズになると信じている」
最終戦セレモニーであいさつ
「志半ばでチーム退くのは悔しいし申し訳ない」
《10/7(月) 5:45配信 中日スポーツ》

最終戦セレモニーであいさつする立浪監督
◇6日 中日0―2DeNA
(バンテリンドームナゴヤ)
中日は6日、今季最終戦(バンテリンドームナゴヤ)でDeNAに0―2で敗れ、3年連続最下位が決まった。試合後のセレモニーで、退任する立浪和義監督(55)は就任3年間で思ったように勝てなかったことを詫びつつ「必ず強いドラゴンズになると信じている」という言葉を残して、大観衆に別れを告げた。
ミスタードラゴンズの監督としての3年間が終わった。通算182勝232敗15分け。球団史上初となる3年連続の最下位に沈んだ。低迷しているチームの指揮を引き受け、聖域なき改革に乗り出したが道半ばにしてユニホームを脱ぐことになった。
「3年間これだけの声援をいただきながら結果を出すことができず、本当に皆さんには申し訳ない思いをさせてしまい、すみませんでした。この3年間、チームを強くしようとチームを改革してきましたが、まだこのチームは改革の途中です。志半ばでチームを退くのは、非常に残念な思いと悔しい思いと申し訳ない気持ちがあります」。最終戦セレモニーであいさつに立った立浪監督は率直な思いを口にした。
就任前と今とでは出ているメンバーがガラリと変わった。野手では岡林、細川がレギュラーとなり、福永、村松、石川昂、田中が来季以降への確かな土台を築きつつある。後戻りできないほどの大胆な改革を遂行したからこそ、彼らが強いドラゴンズの主力にならなければならない。だからこそ望むことがひとつある。「勝ちにつながるような選手になってほしい。数字的にはあげてくれたんですけど、野球はここ1番で打てる選手、抑えられる選手が出てこないとなかなか勝ちにつながってこない。今年の成績に満足することなく、もっともっと上を目指して、勝ちにつながる選手になってほしいなと思います」と力を込めた。
チームは低迷したが、ファンは最後の瞬間まで熱があった。この日の最終回の攻撃。先頭の岡林から満員御礼の竜党のチャンステーマが鳴り響く。最下位チームの最終戦とは思えない熱気がうずまいた。主催71試合の観客動員数は233万9541人と2008年以来、16年ぶりとなる230万人を突破した。立浪和義で勝っていたらどんな世界が待っていただろう―。だからこそ、この成績が歯がゆく、恨めしい。
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立浪監督退任 ファンへ向け最後のあいさつ
(2024.10.6 公開)
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