2017年09月14日
2017 ドラ戦績《球宴後》

球団ワースト更新となる
5年連続Bクラスが確定的となった
中日ドラゴンズ。
球宴後から8月末までの
戦績を振り返ってみようと思います。



この期間の勝敗は
36試合 13勝21敗2分
CS争いどころか 、
さらに借金を増やしてしまいました。
開幕からの5連敗
ゴールデンウィーク中の6連敗に続き、
オールスター戦を挟んでの
5連敗を記録した後…
7/22〜7/29=7連敗
8/16〜8/22=6連敗 という有様です。
こんなにも頻繁に
大型連敗を記録していては
上位進出なんて とても望めません。
そんなチーム状態を象徴するかのような
信じられない悲惨な試合は、
7月26日の神宮球場・ヤクルト戦。
10点差からの逆転は、
1949年 太陽が大映戦で
1951年 松竹が大洋戦で
1997年 近鉄がロッテ戦で記録して以来、
史上4度目の出来事だそうです。

この1か月半の間、
ローテーションを守り通した先発陣は…
大野=7試合2勝2敗
吉見=6試合2勝2敗
バルデス=6試合1勝4敗
小笠原=5試合1勝2敗
開幕から大車輪の活躍を
見せてくれていたバルデス投手にも
疲れなのか陰りが見え始め、
吉見投手は 8月29日の登板で
腰痛と脚部のコンディション不良のため
1イニングで降板し登録抹消。
あとは、
若松=3試合1勝1敗
鈴木=3試合0勝2敗
八木=2試合1勝1敗
小熊=2試合0勝2敗
山井=1試合1勝0敗
柳=1試合0勝1敗
…といった具合で、
ここ数年の『エース不在』の状態が
まだまだ続いており、寂しい限りです。

そんな中での明るい話題は、
8月4日と8月6日に東京ドームで達成した
岩瀬仁紀投手の
『最多登板プロ野球タイ記録』
『最多登板プロ野球新記録』
しかも ただ単に登板するだけでなく、
タイ記録の試合では
岩瀬投手に白星が付く仕事を果たし、
新記録達成の試合では、
自身の日本記録を さらに更新する
通算404セーブ目を挙げて
自らの力で記録に花を添えました。
改めて「何かを持っている」と
驚嘆させられた記録達成の瞬間でした。
これからのドラゴンズを支えていく
若手選手の中からも
“ 持っている選手 ” が数多く出現し、
若い力で再びドラゴンズ黄金時代を
ぜひとも築き上げていただきたいと、
ただただ痛切に願うばかりです。
