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2016年09月22日
検証 竜に何が…⑤

〜検証 竜に何が…⑤〜
(2016.9.22 中日スポーツ)
◎競争か固定か…
育てきれなかった正捕手◎
兼任監督だった2年間で
歴代最多の3021試合出場という
大記録を打ち立てた谷繁監督に
与えられた命題でもあった
正捕手育成は志半ばで終わった。
監督就任1年目のオフに
水面下で調査を続けていた
西武・炭谷のFA獲得が頓挫するなど
育成に本腰を入れざるを得ない
背景もあった。
現役を引退して迎えた今季、
後継者を1人に決めるのではなく
徹底的に競わせる方法を選んだ。
強肩の桂か、強打の杉山か。
最終的に正捕手候補を2人に絞った。
名捕手ゆえ、その視線は厳しく、
勝てるかどうかを重視する基準で併用した。
谷繁という名捕手も、
最初から試合に出続けたわけではない。
投手との信頼関係を築き、勝ち続けた。
自分の歩んできた方法で
後継者を育てようとしていた。
捕手は重労働であり、
チームが勝たなければ評価されない
特殊なポジションである。
激しい優勝争いを演じる
ソフトバンクや日本ハムは
開幕から捕手を併用で起用し続けた。
競争させる併用がいいのか?
一人に任せる固定がいいのか?
谷繁監督が描いた理想像は後者。
今季の併用策を来季の正捕手固定に
向けた下地と位置付け、
自ら経験した財産を
必死で2人に注ぎ込んだのだが…


Posted by ドラドラしゃっちー at 12:37│Comments(0)
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