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2016年09月23日

検証 竜に何が…⑥

検証 竜に何が…⑥

〜検証 竜に何が…⑥〜
(2016.9.23 中日スポーツ)

◎ドラフト“即戦力”重視 奏功せず◎

球団史上初の4年連続Bクラスを
重く受け止める中田スカウト部長は
悲痛な表情を浮かべて口を開いた。
「何年もBクラスが続くというのは
スカウトの責任。5年後、10年後を
考えてやらないといけない中で、
いい補強ができていなかった」

中日がこれまで
長期低迷とは無縁だったのは
スカウト部門の力ともいえるが、
ここ数年のドラフト補強はほぼ不発…。
ただ、これもスカウト部門の
責任とは言い切れない。
2013年オフ、
球団初のGM制が誕生して
状況は一変したからだ。

落合GMは、大学のキャンプ地や
社会人野球の大会に足しげく通ったが、
春夏の甲子園には一度も訪れていない。
球団編成のトップが、
ネット裏にいないのは極めて異例だ。
そして中日の高校生指名は極端に減った。

新体制発足後3年間のドラフト会議で、
中日は支配下選手21人を指名。
そのうち高校生は、
2013年1位・鈴木翔太と
2015年1位・小笠原慎之介だけで、
野手は ひとりもいない。
これほど偏った理由の一つに
落合GMの意向がある。

広島・鈴木は高卒4年目で大ブレーク、
ヤクルト・山田や DeNA・筒香も高卒だ。
即戦力投手なら
大学社会人にも多くいるが、
チームの主軸や日本代表に名を連ねる
野手となると一目瞭然…。

中田スカウト部長が話した通り、
5年後、10年後を描いた
ドラフト戦略ができたかといえば
その答えは「NO」だろう。
目先の勝利に重点を置いた
補強ばかりのドラフト戦略では、
いつまでたっても
泥沼からは抜け出せない。

検証 竜に何が…⑥

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Posted by ドラドラしゃっちー at 20:54│Comments(0)中日球団
 
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