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2016年10月09日

CS制度について③

『CS制度について②』
http://dradramanmosu.dosugoi.net/e905061.html
に 続きまして、
2010年10月に投稿した記事を掲載します。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

《mixi日記 2010.10.27より》

クライマックスシリーズ反対!《2》

2006年・ドラゴンズが2年ぶりの
リーグ優勝を果たした年の秋、
既にパ・リーグで2004年から
実施されていたプレーオフ制度を
翌年からセ・リーグも
導入する事が決定した。

名称は『クライマックスシリーズ』
優勝チームへの1勝アドバンテージは
無しという内容だった。

当時のセ・リーグ優勝チームは…
2003年=阪神
2004年=中日
2005年=阪神
2006年=中日
という状況で、
その4年間の巨人の順位は…
3位→3位→5位→4位
という状態だった。

そんな中で迎えたCS初年度・2007年、
巨人がリーグ優勝を果たしたものの、
CSでは2位中日に敗れて
日本シリーズ出場権を失った。



この時のCSに対する心境を
記載する前に…

2007年・日本シリーズ直前に
掲載された中日スポーツの記事を
転載しようと思う。

(記者=児玉光雄報道部長)





日本シリーズを前に、
ひとこと言っておきたいことがある。

クライマックスシリーズで
ドラゴンズに3連敗した巨人サイド
(巨人系スポーツ紙も含めて)は、
この制度に異議を訴え始めた。
グループのトップでもある
渡辺恒雄球団会長は
「誰がこんな制度をつくらせたんだ。
(巨人の)フロントは何をやっていたんだ」
と怒りを爆発させた。

冗談じゃない!
この制度を強行に押し切って
実現させたのは巨人ではないか。
『セ・リーグ優勝チームに
1勝のアドバンテージを』
という意見にも
「それでは営業にならない」
と拒絶したのも巨人だった。

中日などは現場の落合監督の意を受け
「リーグの優勝チームが
日本シリーズに出られなくなる制度は
おかしい」と異議を訴えた。
が、『パ・リーグに歩調を合わせる』という
大義名分で最終的に押し切られた。

巨人を破って
中日が日本シリーズ出場を決めたとき、
中日の落合監督は
「セの優勝は巨人です。
私たちはセの代表として
日本シリーズへの出場権を得た
ということです」と語っている。
クライマックスを勝ち抜いたからといって、
考え方のスタンスは
1年前と変わらなかった。

巨人がこの制度を強引に押し、
1勝のアドバンテージを拒絶したとき、
“原巨人では中日・阪神に勝てない。
3位までなら…”という思惑を
感じたのは私だけではあるまい。
1位にアドバンテージを付けたら
不利になるからだ。

そうしておきながら、
クライマックスで敗れたとたん
「この制度は誰がつくった」と言い出す。
その姿は、思うようにならなくて、
ダダをこねている子供のようだ。
(後略)



この年のオフ、
『優勝チームに1勝のアドバンテージ』
という提案に反対していた
巨人が賛成に回り、
翌年から実施されることになった。

(つづく)

CS制度について③

↓↓↓( CS制度について④)↓↓↓
http://dradramanmosu.dosugoi.net/e907181.html





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Posted by ドラドラしゃっちー at 00:32│Comments(0)プロ野球過去の投稿
 
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